部門のご案内 : 臨床検査室
当院の臨床検査室
医師が患者様の診断、治療方針の決定、薬のコントロール状態や治療効果、病状の経過観察などをする上で、「検査」を行うことはとても重要です。
検査は
「検体検査」と「生理機能検査」の二つに分かれており、それぞれ数多くの検査を行っております。
当院では、花粉や食べ物などに対する各種アレルギー検査、10~20分で結果が分かる季節性インフルエンザや心筋梗塞の迅速検査も随時行ってます。

基本方針
- 日常の精度管理(外部、内部精度管理)の実施と機器のメンテナンスなどで、検査データの正確性の向上を図り、精度の高い検査結果や情報を正確にかつ迅速に医師に報告していきます。
- 患者様に十分な説明を行い、安心して検査を受けていただけるようにしています。
主な検査内容
検体検査
血液検査 | 血液中の赤血球・白血球の数を数え、貧血の有無や感染症の程度を調べます。 |
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生化学検査 | 肝機能、腎機能、脂質機能検査などを調べます。 |
免疫学検査 | 感染症やアレルギーの検査などを調べます。 |
輸血検査 | 血液型判定や輸血に伴う交差適合試験を行います。 |
一般検査 | 尿中の糖や蛋白などの有無、有形成分を調べます。 |
細胞診・病理審査 | 手術、生検材料に悪性細胞、悪性腫瘍がないかを調べます。 |
細菌検査 | 尿、血液、便、喀痰などから検出された菌の種類と、どんな薬が有効かを調べます。 |
血液ガス分析検査 | 動脈中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、pHを調べます。 |
生理機能検査
心電図検査 | 不整脈の鑑別など心臓の動きを調べます。 |
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ホルター心電図 | 小型の心電計を24時間装着し、不整脈の有無・鑑別を行います。 |
運動負担心電図(マスター法) | 2段の階段を一定の時間昇降し、運動負荷する前後の心電図を記録・比較します。 |
呼吸機能検査 | 肺活量などを測定し、肺の状態を調べます。 |
腹部エコー検査 | 肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓などの病変の有無を調べます。 |
頸部エコー検査 | 頚動脈にプラークや挟窄・閉寒がないか調べ、動脈硬化の程度を評価します。 |
聴力検査 | 耳の聞こえを調べます。 |